やさしい歌は世界を変える [テレビ]
MONGOL800（もんごる・はっぴゃく）
“モンパチ”の愛称で知られる、沖縄出身の３ピースバンドが今回の主人公です。
（『やさしい歌は世界を変える～MONGOL800 沖縄・奄美 トロピカルツアー'07～プレミアム１０』 NHK総合）
その知名度の高さにも関わらず、驚くほどメディアへの露出が少ないMONGOL800。
そんな彼らの貴重な映像。
今年の夏に「トロピカル・ツアー」と名うって行われた沖縄・奄美の離島を巡るツアーの記録です。
ライヴ会場は空調設備のない体育館、ホテルの宴会場、定員１１０名の民謡酒場・・・etc.どこもふだんはロック・バンドのライヴが行われるような場所ではありません。発電機が壊れてマイクやアンプが使えなくなって、アコギ一本で歌うなんてハプニングも。
そんなツアーもMONGOL800だからできること。
立派なコンサート・ホールでは伝えることはできないメッセージ、きっと伝わったはず。
これからも彼らは沖縄の若者たち、いや日本中の若者たちの代弁者であり続けるのでしょう。
素敵な表情が詰まった、爽やかなスコールのような９０分でした。
そして、９月２９日。
集団自決をめぐる教科書検定意見の撤回を求めて１１万もの人が集まったという沖縄県民大会。
その中にはMONGOL800の歌を愛する人もいたでしょう。
「やさしい歌は世界を変える」
そう、変えることだってできるはず。
やさしい歌、一人でも多くの人の心に届きますように。
私もこの番組、見ました。
とても気持ちの良い若者がいるものだ、と感心しました。
この先も、真っ直ぐに歌い続けてもらいたいものです。
なにやらきな臭い話が、当然のように話される時代になってきましたね。
そんな現状を見据えつつ、彼等の歌を応援してゆきたいです。
（なんて、ちょっと気張り過ぎかな？？？）
by e-g-g (2007-10-04 23:19)
e-g-g さん、こんばんは。
そう、「気持ちの良い」という言葉がぴったりですね。
あの真っ直ぐさ、彼らなら失わずにいてくれるでしょう。
強い発言。とにかく分かりやすいのが一番。
そんなのが好まれる時代のようですね。何かといえば、自虐的だと言われるのは、うんざりです。総理大臣が変われば、変わる教科書って何？
モンパチの歌を聴く度になぜか涙が出てしまう私は、つくづく自分は青臭くい人間なんだなぁと思いました。このちょっとやっかいな青臭さ、当分捨てられそうにありません（笑）。
by ポッチ (2007-10-05 01:34)
私もたまたまTVをつけたら番組が始まり、最後まで観ました。
批判的な言葉では、世界は変わりません。
戦争によって、世界が変わってしまう事はあっても。。
愛情を世界に発信することの方が、人の気持ちに大きな変化が巻き起こるはず。
「やさしい歌は世界を変える」彼らの信じることに、私も賛成です。
by (2007-10-14 01:18)
ecoroco さん、こんばんは。
ご覧になったんですね！沖縄特有ののんびりした雰囲気、温かい人々、ecoroco さんにとってはフツーなのでしょうね。私はイイナーと思いながら、観ていました。
打ち上げの料理とお酒、美味しそうだったなぁ。
さっそく、教科書検定問題では動きがありましたね。
いろんな思惑があるのでしょうが、原点に戻って歴史を伝えてほしいものです。
気持ちは伝染するもの。ならば、やさしい気持ちを。憎しみではなくて、愛を。
目には見えないところからだって世界を変えることはできるはず。
まずは信じることから。
私も信じています。
by ポッチ (2007-10-14 23:50)
イチャリバチョーデーという沖縄音楽があります。
直訳は、行き会えば兄弟です。
人類みな兄弟という感覚の言葉です。
沖縄陸上戦の後に、この地から、広島、長崎、東京大空襲に軍機は飛んでいます。
沖縄問題ではなく、やはりその時代を生きた人々の真実（本当）を、
日本という国が存在する以上「ありのままに」と私は、考えます。
だって、腹をわって話そう。って言いますのもね。
各国、友、腹をわって話しましょう。
「ごめんねとありがとう」が飛び交えば、今後が開けますよね。
by (2007-10-22 00:59)
ecoroco さん♪
「人類みな兄弟」。子どもの頃から何気なく言っていた言葉がなんと重いことか！現代人が沖縄に惹かれるのは、そういう大切な何かを思い起こさせてくれるからなのかもしれませんね。
そうですね、美化することでも卑下することでもなく、「ありのまま」に伝えることが今を生きる私たちがしなければならないことなのでしょう。
「ごめんね」も「ありがとう」も言うのはなかなか難しいもの。
私も素直に言えているかな。
by ポッチ (2007-10-22 13:39)