The Water Is Wide [音楽]
チャールス・ロイドの『ザ・ウォーター・イズ・ワイド』です。
人里離れた山中で隠遁生活を送っていたこともあるチャールス・ロイド。
そんな情報も手伝ってか、チャールス・ロイドの円熟したテナーは悟りの境地といえるほど。何の気負いも感じられません。
ゆったりと流れる大河のごとく、静かに聴く者を包み込んでゆきます。
まさに幽玄の美。
そして、ピアノはブラッド・メルドー。
いつもながらの詩情溢れるピアノを披露しています。
ECMの音で聴くブラッド・メルドーのピアノもまた良いものですね。
アバークロンビーの浮遊感あるギターも絶品です。
バラード集ですが、心地よい緊張感もあって退屈することはないでしょう。
ぜひ、2曲目<ザ・ウォーター・イズ・ワイド>を試聴してみてください。
“The water is wide, I can not cross over,
neither have I wings to fly,
Give me a boat that can carry two,
and I will row, my love and I.”
たゆたう音の流れに耳も心も委ねてみては?
きっと、あなたの心に溜まったものを流してくれますよ。
【瞑想気分ですっきり度】 ★★★
xml_xsl さん、こんばんは。
nice! ありがとうございます♪xml_xsl さんのブログに既に取り上げられてるかもしれませんね。ちょっくら見に行ってみますかな。
by ポッチ (2007-11-18 03:26)
>バラード集ですが、心地よい緊張感もあって
と聞くと、気になりますなぁ。
緊張感がないと、やっぱりツマラナイですからね〜
以前にご紹介のメルドーも未聴、
これはいずれ一括取り込みしないと。。。
by e-g-g (2007-11-20 17:29)
e-g-g さん、こんにちは。
>以前にご紹介のメルドーも未聴、
そんなこともあろうかと思いまして・・・なんて(笑)。ブラッド・メルドーのピアノが持つ美しい音の裏に隠された毒は、サイドに回ったときの方がいくぶんか薄まる分、気持ちよく麻痺するには適度かもしれません。
このアルバムを購入した当初は何か物足りないような気がしていたんですが、あれから私もそれなりに成熟したせいか(笑)、最近ではこのアルバムのテンポがとても心地よく感じるようになりました。
午後3時のコーヒー・ブレイク、夜のバー・カウンター、深夜のドライブ、寝る前の落ち着いた30分・・・ひとり心落ち着かせるにはピッタリです。
あ、そろそろ、コーヒー・ブレイクの時間かな♪
by ポッチ (2007-11-21 14:53)
daland さん、どうもです♪
すっかりご無沙汰しちゃって。今から、そちらへお邪魔しに行きます。
シュワッチ!
by ポッチ (2007-11-23 13:15)