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ビフォア・サンセット [本]

「過去と向き合わずに済めば、思い出はすばらしいのに」

ビフォア・サンセット (ヴィレッジブックス)

ビフォア・サンセット (ヴィレッジブックス)

  • 作者: イーサン ホーク
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫


作家として成功し、パリを訪れたジェシー。彼はサイン会の会場となった書店の片隅にセリーヌの姿を見つける。9年前、14時間を共に過ごし、その半年後に再会することを約束したものの約束を果たせなかった二人。ニューヨーク行きの飛行機が発つまでの85分、9年ぶりに再会した二人は失われた時間を取り戻すように語り始める ―

『ビフォア・サンセット』です。

二人の会話から明らかにされる9年前のあの日の真実と現在。

9年前のあの日、二人が再会できていたら・・・

人生って、そんな偶然(必然?)が織り成すストーリーなのかもしれませんね。


ノベライズ本なので、夕暮れの時間にさらっと読むことができるでしょう。

映画の方も観てみたくなること必至です。


映画は2005年に公開。

映画館の隣の席に見た横顔は9年前と同じものだったのか、それとも・・・

物語の主人公は、あなたなのかもしれませんね。


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コメント 8

coco

こんばんは。
ちょっとお久しぶりです♪

『ビフォア・サンセット 』
気にはなっていたのですが、観ていない映画です。
映画があると本を読まないからいけない傾向ですね...(反省)
イーサン・ホーク!格好いいし、渋い♪彼の出演作品は沢山は観ていませんが、ステキな俳優さんですね。
この秋(もう冬?)は是非観たい映画です!DVD借りてみようと思いま~~す(^_-)-☆こんなロマンチックなシチュエイションで無いにしろ、ウフッ(*^_^*)人生何があるかわかりませんよね!そんなつながりで私が注目している映画は明日封切りの『ウェイトレス おいしい人生のつくりかた』です。単館上映みたいなので、日を見つけて観に行きたいと思っています。

この秋は少しゼイタクしましたよん。
マイスキー、クレーメル&ツィメルマンのコンサートなどに行って、胸いっぱいです!(懐は凄く寂しいですが...(>_<))

風邪、インフルエンザ、流行っているようですね。
どうぞお身体ご自愛くださいね♪
by coco (2007-11-16 22:20) 

e-g-g

9年前の14時間と9年後の85分。
いやぁ、作家というのは上手い設定を考えるものだ!
と、いたく関心です。
この枠を決めて、さてどんな人物をあてはめていくか?
いや、実はそんなに単純じゃ無いんでしょうけれど。

読んでからのお楽しみですね。
by e-g-g (2007-11-16 23:32) 

ポッチ

coco さん、こんにちは。
お久しぶりです!お元気にしてましたか?最近遊びに来てくれないから、心配してたとこでした♪

イーサン・ホーク、かっこいいですよね。色気がありますね。
DVD借りてみてください。この作品は本より映画で観るのが正解かもしれません。音楽も重要なエッセンスだから。きっと、後を引く作品になっていると思います。私も観てみますね。

人生何が分からない・・・その通り!coco さんだって、いつ電車の中でイーサン・ホークと・・・う~ん、あまり乗ってないかな(笑)。
『ウェイトレス おいしい人生のつくりかた』も面白そうですよね。観た後、心が温まりそう。「おいしい人生」・・・いいなあ。

ゼイタクしましたねー!羨ましいですゥ。
私なんかゼイタクしてないのに懐寂しいのは、どーして?(笑・・・えない!)
コンサートの感想も聞かせてくださいね。マイスキーさんは感動させてくれましたか?クレーメルとツィメルマン・・・なんだか凄そうですね、想像つきませんけど。

いつもお心遣いありがとうございます♪
こちらもだいぶ冷えてきました。coco さんも風邪など召しませんよーに☆
by ポッチ (2007-11-17 13:16) 

ポッチ

e-g-g さん、こんにちは。

>9年前の14時間と9年後の85分。

さすが、e-g-g さん、鋭いですねー。私はそこまで考えが至らず、単純に物語を楽しんでいました。そこは狙いなんでしょうね。9年前と同じ限られた時間。9年前と同じことを繰り返してしまうのか、それとも・・・
もし私だったら・・・って、違うか(笑)。

この本、85分で(?)読めると思います。恋愛小説の気分になったら♪
by ポッチ (2007-11-17 13:41) 

coco

ポッチさん、こんにちは。
今日の名古屋はすっかり冬?寒いです。
ご無沙汰していましたが、元気です。
ありがとうございます♪

さて、コンサートですが、

ミッシャ・マイスキー&リリィ・マイスキーのデュオ。
ロシア歌曲をチェロで歌ったコンサート♪
マイスキーさんの演奏は今年2回目聴くわけですが、前回はフィンランド放送響との共演で大好きなドボ8でしたが、やっぱりそれが終わると彼は登場しないので彼の演奏がもっと聴きたい私としては物足りない感じでした。でも今回は愛娘リリィとのデュオで沢山聴くことができ幸せでしたね。ご一緒したのは前回ご紹介した友人と。
この演奏会前、彼の人生の軌跡を語った本、伊熊よし子さんの『ミッシャ・マイスキー「わが真実」』という本を読んでいて、彼の心底に響く悲しみがこもった音色のわけを改めて知って聴いた演奏だったので余計感動的でした。
チェロが歌っている。本当にそれを実感できた演奏会でCDではよく聴いていたのですが、やっぱり生はいいです。それにお嬢さんとの息の合った演奏で、とても心地良かった。彼自身、嬉しそうでした。
随分前、彼が来日し始めた頃、大阪シンフォニーホールでの演奏後のサイン会で、確かシャツの胸ポケットにお嬢さんの写真を入れていて「マイ プリンセス♪」と言っていたあのオチビさんがこんなに大きくなって目の前にいることも感動的でしたね~

コンサート後、サイン会で、買ったCDと上記本にサインを頂きましたが、彼が本にサインをしているときに「私はこの本を楽しんでいます」のようなことを言ったら、それまでずっと下を向いていた彼が顔を上げて微笑んでくれたのがとても嬉しかったけれど、彼の悲しい過去などを記したこの本を「楽しんだ」なんて稚拙な表現をしてしまったことを恥ずかしく思っています...(-_-)

すっかり御髪は真っ白の今年59歳。でもますますステキですね。
ギドン・クレーメルとは同じ街に生まれ、地元の学校も同じ。年齢は1級上だそうです。なので非常に長いお付き合いだそうです。

ちょっと長くなりましたので、クレーメル&ツィメルマンのコンサートについては又今度お伝えします(*^_^*)
by coco (2007-11-18 14:19) 

ポッチ

coco さん、こんにちは!
こちらも昨日・今日と寒いです。もう、お気に入りのCD・DVDと本と食べもの確保して、冬眠したいですゥ。

さっそくの感想ありがとうございました♪

今回は、マイスキーさんのチェロを満喫できて良かったですね。親子ならではの特別なハーモニーも、きっとあったでしょう。演奏者が幸せそうなのは聴衆にとっても幸せなことですよね。いいなあ。

伊熊よし子さんの『ミッシャ・マイスキー「わが真実」』、知りませんでした。マイスキーさんの強制収容所~精神病院のエピソードは驚きですよね。詳しくは知らないので、読んでみたいです。

胸ポケットに写真入れて「マイ・プリンセス♪」、そういうのイイなー。
私もマネしたーい!です(笑)。

きっと、マイスキーさんにも coco さんの気持ちは伝わったはず。恥ずかしく思うことなんて、ないですよ。でも、それでも心残りなら、次に会ったときのために今から練習しちゃいますか?私、マイスキーさん役しますよ♪

クレーメルと同じ街出身で、先輩・後輩でしたか。いやはや。
ソ連という国はコワイ国だったけど、すごかったんですねぇ。

クレーメル&ツィメルマンのコンサートの感想も楽しみにしています♪
あ、それとクラブ・ワールドカップの感想も!(ちょっと先ですけど 笑)
by ポッチ (2007-11-19 12:56) 

coco

ポッチさん、こんにちは。

BEFORE SUNSET、観ましたよ!良かったです♪
パリの街をひたすら二人が会話するのが、軽快でお洒落だけれど、しかしだんだん自分たちの今の生活のことが浮き彫りにされていく...BEFORE SUNRISEの続編だったんですね。あちらはずっと昔観た記憶があります。
ジュリー・デルピーもシックな大人の女性となり、ステキでした。
「飛行機なんて乗らなきゃいいじゃん」って思っていたら、本当にそんな雰囲気で映画は終わって、きっとあの最後は彼は乗らなかったんだろうナァって思いました。私も昔好きだった人達のことを思い出し、胸がキュンとしましたね~~(*^_^*)

さて、クレーメル&ツィメルマンのコンサートの感想ですが、世界的なヴァイオリニストと世界的なピアニストの共演のコンサートのこと、きっと両者の古くからのファンが多いのでこわごわ(^_^;)本当に全くの素人の独りよがりの感想と思ってくだされば。。。。

とても楽しみにしていました。
それと同時に凄く緊張しました。
でも、演奏が始まると全くそれはすっかりほぐれ?...
クレーメルとツィメルマンの魔法がかかったように、2人の演奏はとても優しく、静かに心の中に入り込んでいくのです。
ツィメルマンは強い主張をすることなく奏で、クレーメルはそれに対して押し付けることなく呼応している。
2人の静かな対話のようでした。
その美しい調べに満席の会場は物音ひとつしません。
本当、ゼイタクな時間が流れていました。

私はツィメルマンは実は昔からコンサートに行ったりして聴いていて好きなピアニストの1人でした。しかし、クレーメルの生演奏は初めて。CDも1枚しか持っていません。
しかし、これからきっと彼の来日の際は頑張ってチケットを取ると思います。
演奏後、楽屋に並びましたが、翌日のサントリーホールでのコンサートのため、その夜東京に行かれたのでしょう。急いでらっしゃったのでサイン会は無しでしたが、多くの両ファンに見守られながら彼らはコンサートホールを後にしていきました。
今回、マイスキー、クレーメル、バーンスタインのブラームスの演奏のDVDを購入♪(嬉)ツィメルマンは今まで何枚か持っていたのでガマンです(涙)ご存知かもしれませんが、ツィメルマンという人はソリストたちが暗黙のカラヤン派、バーンスタイン派に分かれていた頃、両巨匠と共演した数少ないソリストだそうです。そして、10年ほど前から自分のピアノを演奏会場に持ち込むほどのこだわりのあるピアニスト。彼のソロコンサートも又行きたいものです♪

また長くなりごめんなさい<m(__)m>
そして拙文お許しくださいね。
本当にさむ~~~い名古屋です(>_<)
ポッチさんもお身体大切に!!
by coco (2007-11-21 16:59) 

ポッチ

coco さん、こんにちは。
あら!観てくれたんですね!良かったと言ってもらえて、良かったです♪

最後にジェシーが飛行機に乗らなかったと思う coco さんはシニカルな人ではないということですね。私は・・・も、乗らなかった派です。同じ後悔するとしても乗らない方に賭けてみたい!って、私の場合たいていそれで後悔するパターンなんですけど(笑)。私もDVD観なくっちゃ!まずは『ビフォア・サンライズ』からかな。

さて、クレーメル&ツィメルマン。

>2人の演奏はとても優しく、静かに心の中に入り込んでいくのです。
 ツィメルマンは強い主張をすることなく奏で、クレーメルはそれに対して
 押し付けることなく呼応している。2人の静かな対話のようでした。

最初二人の名前を聞いたとき才能と才能がぶつかり合うのかとも思ったんですが、なるほど。それは本当にゼイタクで素敵な対話だったのでしょうね。coco さんのコンサート評を読んで、改めて聴いてみたかったなぁと思いました。

全くの素人の独りよがりの感想だなんて、とんでもないですよ!そんな風に言われたら、私なんかブログに何も書けなくなっちゃいますゥ。coco さんは多くの感動体験をしているので本当に羨ましいです。サインと挨拶は次回のお楽しみですね。

>暗黙のカラヤン派、バーンスタイン派に分かれていた頃、

あ、それ知りませんでした。でも、何か分かるような気もします(笑)。
巨匠街道爆走中のツィメルマン、これからますます楽しみですね。
クレーメルとバーンスタインによるブラームスのヴァイオリン協奏曲のDVDはレコード屋さんで流れていたの見ましたが、あれかな?DVDで観る(聴く)クラシックもいいですよね。

今回もありがとうございました♪
長いコメント大歓迎です。節分は2月ですよ、違います(笑)。
本当にさむ~~~くなりましたね。
私はアイスの量と反比例して、栄養ドリンクの量が増えそうです。
ちょっと油断すると簡単に風邪ひいちゃうから、coco さんも気をつけて!!です。
by ポッチ (2007-11-21 20:01) 

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